表題のとおりである。
その人自身が仕事ができるかは別として、特に文章上でコミュニケーションが上手くないひとがついてくるコストが非常に高い
ビジネスにおいてフェイス・トゥ・フェイスでの仕事ができることは理想であるかもしれないが、どんな仕事においても文章で連絡を取り合うシーンは発生する。
メール、チャット、紙媒体での報告書など様々ではあるがどれも要件目的を相手に理解できる状態にするでなければならない
しかし、これらを上手く表現できないことによる機会損失というのは通常目的を明確に伝えた場合と比較して数倍跳ね上がる
かつ指示を出す相手の数だけこのコストは増大する
そのため、文章上での表記のわかりやすさ、所在の明確化、具体的な作業フローの伝達などのコミュニケーションから生まれる要素をないがしろにしてはならない
また誰に見せることでもない作業の記録であっても、そのシンプルな原則については守っておくとよい
結果として自分の身を助けることになると思う
繰り返しになるかもしれないが、忖度をせよというオーダーはビジネスにおいては非常に費用対効果の低いコミュニケーションである。
もし自身の目的の達成や利益の最大化を図るのであれば、たとえチンパンジーであっても理解が可能な文章にしておくのが鉄則である。
そして、文章で記載した内容をもとに未経験新人の1年生であったとしても任務を遂行可能な状態にしておくことが目的達成のためには必要だ。
どんな人間であっても目的を理解しそれを遂行できることが企業、組織における仕事において最も重要なのである。
そうでないのであればそれは仕事、ジョブではない