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どうせなら好きなことを書いていたい

ひたむきで真面目なやつというすごく難しいけどかっこいい人間

メディアの進化によって現代の理想の人間って結構薄い人間が増えたような量産されたような気がするというのは僕だけかもしれないが

聖人でもない限り人間、欲に目がくらんんだりいろんな失敗とか見栄を張ってしまうものだし、他人の目がないところでストイックに生活するのは中々難しい。特にふと気をぬいた瞬間にその生活のくせがついつい出てしまうところなんかを見ると、その人がどんな生活をしているのかがわかってしまうこともある。

その考えからするとポジティブな発言を自分にし続けるというのも案外意味があるのかもしれないと思う。どんどん大人になってしまうと上手くいかないことや、努力しても報われないことが多くなっていくし、それでも努力し続けようというのはなかなか大変で、どこかで妥協してしまおう、これが世の中だっていう甘い誘惑は自分の中の欲望を写したかのように目についてしまう「大丈夫、あなたは悪くない」「こうなったのは、あなたのせいじゃない」っていうお題目のなかでそれを振り切ることは相当な覚悟と痛みが必要だ。

もちろん、痛いことは嫌だし、楽な方向にいってしまったほうがいいと思ってしまうのは本能的に当然だと思う、わざわざ茨の道を歩くこともないだろうと身の周りの人に諭されることもある。

だけれども、その意見や本能の中には自分が生きている意味も哲学もない
後になって無味乾燥な人生だったと嘆いても時間は巻き戻らないし、あの頃という美化された情景には未来はない

なら、自分の一番大切だと思う信念の前ではひたむきに誠実であることに努力したほうがいい

その信念はおそらくほとんどの人の前では意味を持たないし、理解してくれる人は生きている中で数えるくらいか、いないかもしれない

だけど、これだけは確信してもいいと思う

最後に笑うのはひたむきで真面目なやつだってこと

僕はそう信じている